医療事務の資格はたくさん種類があるので、どれを取得すればいいのか分からないよ〜
という疑問が多く聞かれます。
まずは、医療事務は国家資格なのですか?ということなのですが、
ずばり言うと、医療事務は国家資格ではありません。
国家資格ではありませんので、各団体が、医療事務の認定をする試験を実施し、その医療資格の認定をしています。ただ、国家資格ではないとしても、取得して意味が無い訳ではありません。
医療事務の就職の際面接試験を実施するのはほとんどの場合が医事課の課長などの場合が多いです。
医事課の職員は、医療事務に対しての資格の知識がありますので、何この資格?などと思われることはまずないでしょう。ですから、資格があるのと無いのとでは差が付くことは間違いないです。ただ、それ以上に重要視されるのは「経験」です。経験があるとなお良いです。
子供が大きくなったからまた働こうかな〜と思い医療事務を目指す場合に、過去に病院で医療事務として仕事をした経験があったり、レセプトを作成した経験がある場合は、かなり強みになると思います。
ですから、医療事務の資格をずっと先まで役立てたいと思うのであれば、独身の時に医療事務の資格を取得しておき、医療機関に就職、そして一定期間勤め上げてから仕事を辞め、子育てが落ち着いてから再就職、というのが一番良い資格の生かし方なのではないかと思います。
どのような資格があるのですか?とのことなのですが、
例えば、日本医療保険事務協会には、医科と歯科の2種類に分かれている診療報酬請求事務能力認定試験があります。
この医療事務の資格のうち医科の試験は、合格率が30%くらいと難しい資格になっています。
詳しくは診療報酬請求事務能力認定試験について
また、医療秘書教育全国協議会の医療秘書技能検定があります。この医療事務の資格の場合、準1級または2級の資格を取得すれば就職に有利とされています。医療事務の資格って?も併せて御覧ください^^
医療事務の資格は国家資格はありませんから、資格がなければ医療事務の仕事をすることができないということはありません。
ただ事務の内容が専門的なため、また、人材不足の医療業界では、未経験者に教える時間が不足しているので、ある程度知識を持っている人から採用することが多いようです。
この点が、国家資格でなくても医療資格を持っていると就職に有利だといわれている理由かもしれません。
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