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医療事務におけるレセプトの重要性


   

 レセプトは、病院や診療所で診察や治療をうけた時の医療費を、国が定めている診療報酬の点数に換算して、計算して請求する業務で、医療事務においては非常に重要なメイン業務になります。

 その重要なレセプト作成ですが、これは医科・歯科の病院や診療所、調剤薬局において、医療事務に携わる人によって作成されています。

 一カ月間に診療した患者の診療行為の点数を計算、レセプト作成した後、審査支払機関に提出します。審査に通過すると、保険者から診療報酬が請求者に支払われます。

 診療報酬は、病院や診療所にとっては売上になります。レセプトは病院の売上を形状するための大切な書類になります。医療事務はこうした重要な役割をまかされています。

 レセプトには、個人情報がたくさんあります。ですから医療事務をする場合は、プライバシーに考慮する必要があります。専門学校では秘書に関しての授業があり、そこでは守秘義務というものを学びます。

 基礎データには、診療年月、医療機関コード、保険種別、本人・家族の区分、保険者番号、保険証・被保険者手帳などの記号・番号、氏名・生年月日、職務上の自由、保険医療機関の所在地及び名称、傷病名、診療開始日、転帰、診療実日数など個人情報が多くありますので取り扱いには注意が必要です。

 都内の病院では有名人などが受診することもあり、医療事務はレセプトを作成する上で全ての患者さんのデータの閲覧が可能ですから、そのような有名人の扱いにも注意しなければなりません。○○がこの病気で今ウチの病院に通院してるんだよ〜なんて言ってはだめです^^;

 医療事務とはいえ、医者のように守秘義務が発生することを忘れてはなりません!!

 そして最近では、レセプト電算処理システムを導入する病院が増えてきています。
従来の紙レセプトから、電子媒体によるFDやMOなどの電子レセプトでの提出が可能となりましたが、医療事務でのレセプトの重要性は変わっていません。



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