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診療報酬請求事務能力認定試験について


   

 医療事務の資格試験は、全て民間資格なのですが、そのなかでも、医療事務の資格試験の代表的なものである診療報酬請求事務能力認定試験について紹介します。

 もともとは医療事務の資格試験は、診療報酬請求事務のことを指していることが多かったのですが、受付業務や会計業務なども総合しています。

 この診療報酬請求事務とは、医療費を健康保険組合などに請求する請求書(レセプト)を作成することですので、医療機関の基本的な仕事となっています。ですから、医療事務の資格試験の中でも不可欠なものとなっており、就職にも不可欠なものとなっています。

診療報酬請求事務能力認定試験の内容

 では、具体的に診療報酬請求事務能力認定試験とはどういったものでしょうか?

 この医療事務の資格試験は、厚生労働省認可の財団法人日本医療保険事務協会が診療報酬請求事務に従事する方の資質の向上を図るための医療事務の資格試験です。

日本医療保険事務協会HPより)

【受験資格】 受験資格は問いません。

【受験科目】 医科と歯科に分け、それぞれ学科試験と実技試験を行います。

【出題範囲等】

 出題範囲は「診療報酬請求事務能力認定試験ガイドライン」のとおりです。
 詳しくいうと

(1)学科試験
  @医療保険制度等・公費負担医療制度の概要
  A保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識
  B診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識
  C医療用語及び医学・薬学の基礎知識
  D医療関係法規の基礎知識
  E介護保険制度の概要

(2)実技試験

   診療報酬請求事務の実技

【試験日・時間】

 年2回(7月、12月)、日曜日または祝日  
 学科試験、実技試験  3時間

【試験地】
 札幌市 仙台市 さいたま市 千葉市
 東京都 横浜市 新潟市 金沢市 静岡市
 名古屋市 大阪府 岡山市 広島市 高松市
 福岡市 熊本市 那覇市  

【受験手数料および納入方法等】

 受験手数料 7,500円(郵便振替(財団法人 日本医療保険事務協会所定の用紙)で納入

【合否の通知および認定証の交付】

 試験月の翌々月末までに、全受験者に文書で通知し、合格者には認定証を交付します。
 なお、日本医療保険事務協会HPでも合格者番号を知ることが出来ます。